硫黄尾根(2006年12月29日〜1月2日) by石原

山行報告のページ スレッドNo.1

No.1 New! by 石原(admin) [58.0.164.167] 2007/10/13 (Sat) 07:43

硫黄尾根は長年の課題であった。昨年は都合がつかず果たせなかったが、今年は、瀧山、畑という、熟年の?心強いメンバーがパーティを組んでくれた。2006年12月28日夜発1月2日まで楽しい山行であった。

<1日目>
 朝5時ごろ信濃大町着。
 荷物の整理、トイレ等のあと、タクシーで葛温泉へ。途中コンビニに寄る。信濃大町駅前にあるかとおもっていたが、勘違いだった。タクシーは、5140円。
 6時11分歩き始める。
 途中カメラの時刻が20分ばかり進んでいるのに気づき、調整する。
 高瀬ダムの頂上8時52分。
 晴嵐荘12時13分。
 つり橋を渡り、硫黄尾根の末端から数百メートル歩き、北鎌に行くという3人パーティーに追いついた河原から尾根に取り付く。13時30分。記録をよむと、迷った人もいたみたいだが、どこでものぼれそうなところを登ればよいのではないかと思う。
 ほどなく稜線に出て、しばらく行くと幕営適地があったのでツエルトを張る。2時過ぎ。

No.3 by 二日目(admin) [58.0.164.167] 2007/01/30 (Tue) 05:54

1230.jpg ←写真は前衛峰へのラッセル

12月30日
 朝4時過ぎ起床。腕時計を腕に巻いて寝るのを忘れたので、正確な時刻不明。 出発は、7時を少々過ぎてしまった。今日の目的地は計画書どおり、中山沢とするが、多々疑問が出される。
 しばらくは順調に行くがだんだんラッセルが深くなり、思うように進まない。数日前に入山したパーティのトレースが垣間見えるが、全く役に立たない。ウサギの足跡もそこかしこに残っているが、そこに踏み入れると腰まで埋まってしまう。
 硫黄岳前衛峰に差し掛かる。石原、一度は左側をラッセルしようとするが、泳ぐような感じとなり、怖くなって引き返す。畑直上するも、行き詰まり、結局石原空荷でロープを着け、泳ぐようなラッセルで左側をトラバース。 その後いくつかのピークを越え、ロープ、わかんを着けたりはずしたりを繰り返す。
 12時半ごろ、どのピークだか不明だが瀧山懸垂ぎりぎり1ピッチで降りる。
 しばらくいくと小高い山頂があり、そこから小次郎のコルへは、雪の斜面を滑るようにして15時ごろ降り着く。
 期待していた雪洞は、雪が浅くて掘れず、ツエルトを張る。

No.4 by 三日目(admin) [58.0.164.167] 2007/01/30 (Tue) 05:55

1231.jpg ←硫黄岳へのラッセル。向こうに見えるのはウサギの足跡。踏み入れると腰まで埋まった。

12月31日
 4時起床、7時出発。
 硫黄岳への登りは相変わらずラッセルが深く、ときおり、体ごと埋まるような、頭上を越えるラッセルとなり、時間がかかる。硫黄岳頂上手前で畑先導中、急にズズンと腹に応えるような音がして足元に皹が入る。雪庇の上を歩いていたのだ。瀧山氏曰く「うさちゃんの踏み跡を行きましょう」。硫黄岳頂上は、11時着。ここまでの登り標高差約400mに4時間かかったことになる。
 ここからしばらく硫黄台地等のなだらかな地形を進み、いくつかアップダウンを繰り返すと、12時過ぎに湯俣川側に落ちる急なルンゼに出る。雷鳥ルンゼだ。ちょっと迷ったが、懸垂支点を無視して、記録にあったように降りれるところまでクライムダウンする。若干のアップダウンを経て南峰へののぼりとなる。14時。南峰は、地図ではよくわからないが、双耳峰であり、奥の方に立てば下の方に赤岳ジャンダルム、中山沢を挟んで、向こうに赤岳主峰群が見える。
 南峰を下り、14時25分、ジャンダルムP1基部に着く。P1湯俣川側の、ルンゼに詰まった雪璧に雪洞を掘りはじめる。最初に掘り掛けた穴はすぐに岩が出てきたので、場所を移動し何とか掘る。16時15分完成。

No.5 by 四日目(admin) [58.0.164.167] 2007/01/30 (Tue) 06:00

0101.jpg ←赤岳主峰群のどこか

1月1日
 4時起床、出発の準備が終わったのが、5時半。まだ外は暗い。明るくなるのを待って、せめて白樺台地まで行こうと、出発したのは6時50分。
 湯俣川側は雪が固く締まっているが、千丈沢川はふかふかの雪となる。極力湯俣川側を取るようにする。
 まずP2を右側トラバース、そこからP3に向けて上る。そのまままっすぐいくと、小ピークが連なり、どれがどれだかわからなくなる。極力湯俣川側のトラバースを心がける。P6だろうか、1ピッチ頂上から右方向にぎりぎりで懸垂。そこから10mの懸垂。あとは歩いて10時過ぎに中山沢のコルに降り立つ。
 最後の核心赤岳主峰群が始まる。どこから登ろうかと思案していたが、結局正面を登る。難しそうだったが、意外と易しく、石原ルートに迷っているうちに瀧山先導ですいすいの登ってしまった。
 下から見えていたピークの奥にさらにピークがあり、どれが一峰なのか三峰なのか不明。
 さほど難しくもなく、トラバースを繰り返し最後の小さな五峰を越すまえに、風をよけて休憩。12時50分。ここで、瀧山氏が、われわれの装備ではこの先幕営できないので、今日中に稜線を超えることを提案。否も応もなく賛同。
 平らでなだらかな白樺大地を過ぎ、硫黄尾根最後の登りとなる。湯俣川側を歩くとほとんどラッセルはなく、快適な登高となり、ほどなく硫黄尾根の頭にでる。13時40分。
 西鎌尾根の稜線の出るとかなり風が吹いている。中崎尾根が遠くに見える。かなり体力的にきつかったが、千丈乗越にやっとの思いで到着。16時20分。飛騨沢を駆け下りるように下って、槍平の冬季小屋に17時30分ごろ到着。あたりはテント村となっており、冬季小屋の中の先客は2パーティーであった。石原つかれて7時ごろ早々に寝る。二人は9時過ぎまで飲んでいたようだ。

No.6 by 最終日(admin) [58.0.164.167] 2007/01/30 (Tue) 05:56

0102.jpg ←槍平の冬季小屋。ちゃんとお金払いました。

1月2日
 7時起床。のんびり朝食を取り、9時過ぎ出発。新穂高12時着。バスは、13時40分発松本行があったので、それに乗ることにし、風呂と食事を済ませる。登山指導センターの2階のレストランは開いていたが、1階のみやげ物屋は閉まっていた。
冬季小屋でタオルが行方不明となっていたので、新穂高の無料の温泉では、シャツで体を拭く羽目になった。フロに入っていると、3人連れが入ってきたが、実は、硫黄尾根の取り付きで会った北鎌組であった。
バスは、2800円。

Res Form

お名前、メッセージ(本文)、パスワードは必須記入項目です。

返信フォーム
お名前
メールアドレス
ウェブサイト
投稿内容
アイコン
文字色
メッセージ(?)
パスワード
添付ファイル

下記フォームからスレッドNo.1内の記事を修正・削除することができます。

修正・削除

記事No.

  1. 東京YCC
  2. 山行報告のページ
  3. 硫黄尾根(2006年12月29日〜1月2日) by石原